糖尿病黄斑浮腫とは
黄斑は網膜の中心にあり、ものを見るために最も重要な部分です。
黄斑付近に毛細血管瘤などが多発したり血液成分が染み出たりするなどの理由により、黄斑にむくみを生じた状態が糖尿病黄斑浮腫です。
糖尿病黄斑浮腫は、糖尿病の患者さんのおよそ9パーセントに起きているといわれています。
ただし、黄斑も網膜の一部ですから、網膜症の起きている人ほど黄斑症が起きる率も高くなる関係があり、実際に増殖網膜症まで進行している人の黄斑浮腫発症率は、71パーセントに上ります。